こんにちは!
グリーンフードの矢村です。
皆さん、煮物はお好きでしょうか?
私は肉じゃが(おいしいから)と、ふろふき大根(作るの楽ちんでおいしい)も好きです。
さて、「煮物は冷めるときに味が染みる」という話を聞いたことがありますか?
今回は、私の恥ずかしい経験談とともに煮物が冷めるときに味が染みるという
意味についてお話ししたいと思います。
★煮物の鍋を…思いっきり笑われた話
昔、先輩に調理を教わっていた時の話です。
そして新人の私は、すぐさまボールに氷水を大量に入れて、その上に煮物を置き、
言われた通りに冷ましました。鍋に水が入らないようにしっかり見ていました。
しばらくすると電話から戻ってきた先輩が
そのあと10分くらい笑われました(´・ω・`)いや、もっと笑われていたような気がします。
★味が染みるとは
「煮物は冷めたときに味が染みる」とは煮物ができたらすぐ冷やすではなく、
煮物が冷めたころには味が染みているということです。
実は食材などは加熱すると、人間の目には見えませんが表面にいくつもの穴が空きます。
これは加熱によって食材の中の細胞が破裂するためです。
ある程度火が通ったら、蓋をしてしばらくすると表面の穴から食材の水分が出てきて
調味料の浸透圧で調味料含んだ水分が食材の中に入ります。
食材の中の水分が出てきて、調味料が食材の中に入る時間が
長ければ長いほど味がしみこみやすいです。
かといって、ずーっと火をつけていると食材の表面の細胞がボロボロになって
見栄えが良くない煮物(煮崩れ)になります。
おススメは煮物が出来上がった後に、アルミホイルで落し蓋をしてから
蓋を閉めて冷ますと、温度が下がりにくく、食材に味がしみこみます。
もし皆さんにうんちくを披露する機会がありましたら活用してください。
できれば私の笑い話はオフレコでお願いします。
以上です!
それでは次回のGF便りもお楽しみに♪