皆さん、こんにちは!グリーンフードです(^^)
今回は、情熱!エプロンリレー第5弾をお届けします♪
◆情熱エプロンリレーとは?
おいしいものを食べたい、作りたいという想いをカタチにしている人を
あれこれ紹介する企画です。
第5弾は愛の家グループホーム甲府増坪の
笠井 由美子(かさい ゆみこ)さん
◆グリーンフードで働きたいと思った
理由やきっかけは何ですか?
笠井さん:
高齢者に関わる仕事がしたいと思い、学生時代に介護の体験に行きました。
はじめは介護スタッフを目指そうと思っていましたが、いざ体験してみると、
自分にできるか不安になってしまいました。
進路に迷っているとき、担任の先生から
「好きなことはないのか?」と聞かれました。
私が「料理をするのが好きです」と話したら、
「じゃあそれを活かしたらいいんじゃない?介護だけじゃなくて。
調理でも福祉に関わることができるから」
との言葉に励まされ栄養士の資格を取得しました。
前職では介護施設の経験がありますが、調理補助として入職したので、
実際に調理をすることはありませんでした。
そこで、イチから調理に携わってみたいと思い、
グリーンフードを選びました。
◆やりがいは何ですか?
笠井さん:
食後にご利用者が「おいしかったよ」と言ってくださったときにやりがいを感じますね。
―どんなメニューが特に喜ばれますか?
パウンドケーキを時々作ります。例えば、ハロウィンの時期にはかぼちゃを
生地に練り込んで作ってみたり、時期によって中身を少し変えてみて、
イベント感を演出しています。このように一工夫して提供したときは
特に喜んでいただけます。
日常でのお食事だけではなく、イベント感を少しでも感じて、
楽しみがちょっと増えたらいいなと思いながら
作っているとやりがいを感じますね。
◆仕事をしている上で大切にしていることは?
笠井さん:
出来るだけ季節のイベントごとには、
おやつや普段のお食事で
特別感が出るものを作るようしています。
暮らしているご利用者の楽しめる時間を
少しでも増やせたらいいなと思っています。
普段は調理をしながらフロアに出ることは難しいですが、イベントのおやつを作ったときは
ご利用者とお話する時間を大切にしています。普段あまり会話が弾まない方でも、
そこから会話が広がっていくこともあるので、
そのふれあいが私にとって大好きな時間です。
◆印象に残っているできごとはありますか?
笠井さん:
納涼祭でフランクフルトを提供する際、
生焼けが心配だったので、
切り込みを格子状に入れて下茹でをしてから
ホットプレートで焼き目をつけて提供しました。
出したあとに、ご利用者が私のところに来て
「いつもだったらフランクフルトは苦手なんだけど、今日のやつはおいしかったよ」
と言ってくださいました。
おそらく格子状に切れ目を入れて下茹でしたので、脂っぽさが抜けて
食感もよく食べやすくなったのかなと思います。
少し工夫しただけで「食べられたよ」と
言っていただけたことがとても嬉しかったです。
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以上、情熱エプロンリレー第5弾でした!ご登場いただいた笠井さん、
ご協力ありがとうございました!
では、また次回もお楽しみに!